ごまそば処 八雲 -ロビンソン店-

中央区南4条西4丁目(すすきの
ロビンソン百貨店地下1階




 用事のついでに何か食べて帰ろうと思い立ち、急遽Marshmallow
に連絡を取る…OKの返事。待つこと3時間、学校を終えたMarshmallow
と合流し、まず向かったのは札幌地下街、オーロラタウンだった。実
は今回、どこへ行くか全く決めておらず、なんとなく蕎麦が食べたい
くらいにしか考えていなかった。とはいえ、いくら彼がいい人とはい
え、呼び出されていきなり蕎麦食いたいから付き合えというわけにも
いかないのでとりあえず要望を聞くことに。が、彼も別段何が食べた
いというわけでもなく、ならばということで蕎麦屋に向かった。しか
しここで問題発覚。一軒目に訪れた店ではカウンターの真向かいに店
員がいるので撮影がしづらい。またMarshmallowは空腹であったため、
大盛りを希望していたのだがそれもできないとのこと。あえなく却下
となった。


 次に向かったのは同じオーロラタウンにある蕎麦屋。しかし行けども行けども見つからず、しまいにはオーロラタウン
を抜けてポールタウンに出てしまった。そこをさらに抜けて足が痛くなってきた頃、ようやくたどり着いたのがロビンソ
ン。そこで見つけた、「ごまそば処八雲」の文字。これだ。そう何かを確信し、その数分前に10階のレストラ
ン街で財布と相談した結果諦めて再び地下に降りてきたことなどきれいさっぱり忘れて店へと
向かった。

 この店、当然メインは蕎麦なわけだがうどんもおいており、店員に告げれば出してくれる。使う具材は同じなので
「天せいろをうどんで」みたいな感じでOKだ。店を探してさまよっている内にMarshmallowはうどんを食べたがっていた
ので持ってこいだったのだが…注文時にちょっとしたハプニング(?)が。私見を言わせて貰えばMarshmallowが余計な説明
を入れたために店員も戸惑ったのだろうが、それにしても驚いたw まあ詳細はMarshmallowのレビューを参照してもら
うとして。私が頼んだのは「冷したぬき蕎麦」。決して「つめたしたぬき」ではない。
天然ボーイMarshmallowは思わずそう読んでいたが…まあ、疲れているときにはそういうこともあるだろうw
レビューに移る前にまず上の写真を見て欲しい。なんとも大量の具が見えるだろう。この下にある蕎麦もまたかなりの量
で、それでいてお値段たったの640円。安くておいしくて、しかも蕎麦だから消化が早く太りにくい。女性にはおすすめ
と言えよう。



――― Review ―――
蕎麦    Soba  八雲の最大の特徴は、蕎麦に胡麻が練り込まれていることだ。今時 胡麻蕎麦なんて珍しくはないが、ふっと香る甘い香りが蕎麦そのもの の香りをさらに際だたせている。すすった時の舌触りも滑らかで非常 に食べやすい。私は蕎麦は、香り・舌触り・喉ごしで味わうものだと 考えているが、これはそのどれを取っても文句の言いようがない。た だ残念だったのは水を切ってから丼に盛るまでに時間がかかったのか、 麺同士がひどく絡んでいたことと、麺一本一本がやたらと長く、具や つゆをこぼしやすかったことだ。途中で切るにも少々硬めに茹でられ ているため容易ではない。食前に出された水を少量かけるなどの工夫 が必要だろう。 つゆ      てっきり私は、たぬきそばというものは丼につゆを入れ、そこに麺 及び具を入れて食べるものだと思っていたが、どうやら八雲は違うら しい。冷しだからなのか何なのか、ざるそば同様つけ麺形式でいただ くのだ。これはこれでまた違った楽しみ方ができるが、結果として絡 まった麺と取りにくい具という問題を生み出してしまっている。 つゆそのものとしてはさすが専門店というべき、蕎麦の香りを殺して しまわない程度に調整されていて好ましい。そのため、蕎麦湯を入れ て飲むときにも塩辛さを感じることなくあっさりとした味わいを楽し めた。 具    Material  写真の通り具は、葱・海苔・揚げ玉・胡瓜・蒲鉾・卵からなってい る。残念ながら卵は麺の絡まり具合や相対比の関係から全くといって いいほど足りない。というか、混ぜにくい。そして蒲鉾が異常に多く、 初めにある程度食べておかないと最後には蕎麦を食べているのか蒲鉾 を食べているのかわからない状態に陥ってしまう。海苔も所詮機械で 切られた業者向けのものであるだけに風味といったものは微塵も感じ られない。もっとも、胡麻と蕎麦の香りがするなかでさらに海苔まで 香ってしまっては全てが台無しになってしまう気もするが。 とまあ、割と辛口な評価にはなっているが個人的には満足している。ただ一点を除いては。 もっともこれは店が悪いわけではないので評点には加えていないが、そこに居合わせた二人の若い女性である。 彼女らは私たちが入店した少し後に入ってきたのだが、見た目はいかにもなネーチャン。欧米人が見れば娼婦と間違え ても無理はないような格好をして、いつ洗ったのかわからないようなパサパサボサボサの死んだ様な髪をして、およそ 似合わないであろうくたびれたブーツを適当に脱いでは放り投げ、小上がりへと上がった。その上まだ他の客の応対を している店員に向かって「すわるよォ〜?」だの「注文したいんだけどォ?」だのと品性の欠片もない口調で喚く。 ようやく注文を終えたかと思えばそば屋には似つかわしくないギャハハ笑い。 そう、北海道にはまだいるのだ。東京ではもう数年前に姿を消したであろう… 「ガングロのコギャル」が…。 総合評価:★★★★★


 「今日はちょっとバイトの面接で近くまで来ているんだけど、良かっ
たら久しぶりに取材にでも行かない?」
そんな様子で気軽にMarshmallowを誘ってくれたHeartnet氏。Marshmall
owは学校帰りであり、金銭的にも余裕が無い。そして求職中のHeartnet
氏も同時に金欠、という2人の条件を照らし合わせた結果、待ち合わせ
場所は大通公園の一角に位置する「西11丁目駅前」。
学校での課題に手間取り、約束の時間に大幅に遅れてしまったが何とか
無事に合流できた2人。予め何処何処へ行く、という計画を立てること
が少ない2人はいつものように合流場所で「今日はどこの取材しようか
〜?」という井戸端会議ならぬ井戸端相談をした。暫く話し合った2人

が数箇所を転々として結局向かったのがロビンソン札幌の地下飲食店街にある『ごまそば処 八雲(YAGUMO)』。
 昔からうどんが好きだったMarshmallowは迷わず「ざるうどん-2枚重ね(\550)」をチョイス。Heartnetは何やら
華やかなそばを注文していたようだが、あまりの空腹であったために記憶が薄い。(彼が注文した品については
Heartnetのレビューを見てやってほしい。)
そしてお互い注文する品が決定し、「すみませ〜ん」と店員を呼んだ。そしてメニューにあったとおりの商品名で
「ざるうどん 2枚重ね 550円のやつを一つ下さい^^」と一声。


ここで、普通の店で想定される流れ↓

Marshmallow:「ざるうどん 2枚重ね 550円のやつを1つ下さい^^」
    店員:「かしこまりました。ではお隣のお客様は何にいたしましょう?」
  Heartnet:「ん〜・・じゃあ○○をお願いします。」
    店員:「かしこまりました。少々お待ちくださ〜い。」
    店員:「○○と○○入りま〜す♪」

 と、なるはずだったのだが・・やってくれました、YAGUMOさん・・。

Marshmallow:「ざるうどん 2枚重ね 550円のやつを1つ下さい^^










































店員:「(・Д・`)ハァ?」
 ・ ・ ・ ・ ・ ・。 ((ハァ? って何ですか??(汗))←Marshmallowの心の叫び  ま、まぁ人間聞こえないこともある と、気を取り直してもう一度。 Marshmallow:「えと、ざるうどんの2枚重ねで、550円のヤツ下さい^^;
店員:「(=公=;)えっ?」
 ・ ・ ・ ・ ・ ・ 。 ((もはや何も言うまい・・;; しかし注文せねば・・・)) Marshmallow:「表のディスプレイにあったざるうどんの2段になったやつあったじゃないですか?あれ下さい^^;; 店員:「ああ。」 店員:「でっ?(Heartnetの方を見て」   Heartnet:「んと、○○下さい。」 店員:「ハイ。」  ((ォィ、「ああ。」って何だよ・・・;; しかも「でっ?」は無いだろうさ・・・(ナイアガラ汗  そしてその注文が無事(?)終わり、注文の品が来る10分少々の間、Heartnet氏と雑談し ていた。もちろん話の内容は言わずと知れたあの「態度」である。((まぁ後に"ネタ"になっ たわけだが))  そこに別の店員さんが「お待たせしましたァ〜。」という間延びした声と同時に注文の品 を届けてくれた。  すっかり前フリが長くなってしまった訳だが、ここからは早速商品に関してのレビューと いこう。
――― Review ―――
 まずうどん。しっかりとしたコシがあり、つるつるっとした喉越しも良い感じ。清涼感 が伝わる。  そしてつゆ。カツオベースのダシのような味がした。薄すぎず、濃すぎず。爽やかな後 味である。  さらに蕎麦湯。更科蕎麦の蕎麦湯ほどじゃーないが、つゆのイガっぽさを上手く包み込 んでいる。 これは・・・これは・・・旨いっ♪・・・(*´∀`*)ニタァ 合格!! 最高!!・・・と、言いたかった・・・合格させてあげたかった!!(涙 あんな態度されなきゃ・・ね(苦笑  ((判らない方は冒頭をご覧下さい)) ネタとしてなら良いんだろうけど・・あくまでもこっちはお客さん・・。 ハァ? は ないわ・・(汗 これから改善して、邁進してもらうためにここはあえて『3つ』。 初心忘るべからず・・そんな言葉を教えてあげたくなった、今回の取材でした(涙 総合評価:★★★☆☆





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